洋楽パラダイス
私が中高校生時代に流行した洋楽の曲を振り返るブログです。80年代が中心で、大学時代に流行した曲もあります。本業は高校の世界史教師


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70~80年代の英国ロックを振り返る「英国ロックの深い森の入り口」というブログもやっています。本業は高校の世界史教師。



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ドント・トーク・トゥ・ストレンジャー / リック・スプリングフィールド
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 オーストラリア出身のリック・スプリングフィールドの1982年のヒット曲。アルバム『Success Hasn't Spoiled Me Yet』(邦題『アメリカン・ガール』)からの最初のシングル。覚えやすくキャッチーなメロディの曲で、『ビルボード』では2位まで上昇しました。4週連続2位をキープしながら、結局1位になれなかったのは、7週連続首位となったポール・マッカートニー&スティーヴィー・ワンダーの『エヴォニー&アイヴォリー』という超強力なナンバーと同時期に当たってしまったという、なんとも不運な曲です。



 ミュージシャンでもありながら俳優業もこなしていたリックは、1981年にリリースしたアルバム『Working Class Dog』(邦題『ジェシーズ・ガール』、全米7位)からカットされた「ジェシーズ・ガール」が全米1位、続く「エヴィリシング・フォー・ユー」(リック・デリンジャーがカヴァー)も同8位となるヒットとなり、一躍人気アーティストとなりました。 このため82年のグラミー賞では、「ジェシーズ・ガール」で最優秀男性ロック・ヴォーカル・パフォーマンス賞(現在は廃止)を受賞しています。また翌83年には、この「ドント・トーク・トゥ・ストレンジャー」で、最優秀男性ポップ・ヴォーカル・パフォーマンス賞(現在の「現在最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞」に相当)にノミネートされましたが、惜しくも受賞は逃しています(このときの受賞は、「トゥルーリー」のライネル・リッチーでしたが、私はドナルド・フェイゲンの「I.G.Y」を応援してしました)。

 オフィシャル・サイトを見ると、現在も元気に活躍中のようです。写真を見る限り、渋さも加わってイイ感じに年齢を重ねている雰囲気です。
http://rickspringfield.com/#






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シスコはロック・シティ / スターシップ

シスコはロックシティ


 スターシップとしてのファースト・アルバム『フープラ』(85年)からの第1弾シングルで、全米No.1を獲得した曲。原題は"We Built This City" 。ミッキー・トーマスとグレース・スリックの溌剌としたツイン・ヴォーカルと、高揚するメロディーが印象的なナンバー。邦題はイケてない気もしますが、「ロック・シティ」という感じが伝わってきます。"I'm looking out for the Golden Gate Bridge"という言葉が流れるので"This City"は確かにサンフランシスコのような気もしますが、グレース・スリックによれば「あの曲は70代はじめのロスのことを歌った曲よ」とのこと。ベスト盤『10イヤーズ・アンド・チェンジ』に収録されているこの曲は、オリジナルより30秒ほど短いエディット・ヴァージョンで、イントロのコーラスはカットされているわ、"I'm looking out for the Golden Gate Bridge"で始まるナレーションはないわというヒドい編集がされています(>_<)

 コンポーザー・クレジットは4人の共作で、バーニー・トーピン(エルトン・ジョンの片腕)のほか、マーティン・ペイジ、デニス・ランバート、ピーター・ウルフ。この曲のプロデューサーでもあるピーター・ウルフはJ.ガイルズ・バンドのヴォーカリスト.....ではもちろんなくて、夫人のイナ・ウルフとともにウルフ&ウルフというユニットで活躍していた人。80年代にはワン・チャンやゴー・ウェスト、ハート、ニック・カーショウなどの作品に曲を提供したり、キーボードで参加するなどしています。確かにこの曲のシンセもそれっぽいですね。「シスコはロック・シティ」に続いてNo.1となった「セーラ」は、このウルフ&ウルフの作。

 この記事を書くためシングルのレーベルを見ていたところ、驚きました。リミックスでクレジットされているのが、 ビル・ボットレル(Bill Bottrell)。シェリル・クロウがグラミー賞をとったときのプロデューサーです。B面にはクレジットがないので、彼がミックスしたのはこの曲だけのようです。

 スターシップの歴史はかなりややこしいので、Wikipediaを参照してください。












ラヴ・ミサイルF-1-11 / ジグ・ジグ・スパトニック
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 元ジェネレーションX(ビリー・アイドルが在籍したバンド)のベーシストだったトニー・ジェイムスが結成したのがSIGUE SIGUE SPUTNIK。トニー以外のメンバーは、マーティン・ディグビル(vo)、ニールX(g)、レイ・マフュー(dr)、クリス・レイ(dr)。二人のドラマーは当時流行ったエレクトロ・ドラムのシモンズ(「ロマンティックが止まらない」でC-C-Bのドラマーが使っていたカクカクしたドラム)を使っています。妙なネーミングは、ロシアのストリート・ギャングから。スパトニックは、「スプートニク・ショック」で有名な旧ソ連の人工衛星スプートニク号のことです。
奇抜なファッション、特に網タイツを被ったヴォーカルのマーティンァッションはまさにキワモノ。『週刊少年ジャンプ』に連載されていた「究極!変態仮面」(最近復活しました)のモデルは、たぶんこのヒトでしょうね。音の方はサンプリングとシンケーンサーを多用したダンサブルな金太郎飴的なサウンドで、ミュンヘン・ディスコの総帥ジョルジョ・モロダーのプロデュース。このバンドのファンを名乗るのはなかなか恥ずかしかったのですが、布袋寅泰さんがこのバンドのファンのようで、彼は2nd『ドレス・フォー・エクセス』の日本盤の解説を書いております。
 写真はebayにて£11.55で落札した1stと2ndの2in1CDで、メンバーのサイン入り(本物?)。このアルバムに収録されている「Love Missile (re-recording part2)」には、変な日本語のナレーションがはいってます。ジャケットの変な日本語共々そのキワモノぶりを高めていますが、02年に復活した彼らは来日公演を敢行しています。、トニー・ジェイムスはジグ・ジグを続ける一方、元ザ・クラッシュのミック・ジョーンズとカーボン/シリコンを結成しています。


 ジグ・ジグ・スパトニックのオフィシャル・サイト[http://www.sputnikworld.com/]
 マーティン・ディグヴィル(元ヴォーカル)のオフィシャル・サイト[http://www.sputnik2.com/]











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ラン・ラナウェイ / スレイド

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 リミックスがオリジナル曲からは独立した一つの作品として捉えられるようになった今とは違って、12インチシングルが出始めた80年代の初めは、リミックスとはすなわちロング・ヴァージョンであり、クラブ(当時はディスコと言った)で踊るためにリミックスされたものでした。したがってリミックスはオリジナル曲の延長線上にあり、中にはただ冗長に長くなっただけというものが見受けられたのも事実です。
 しかし中には、「オリジナル越え」のロング・ヴァージョンがあったのも事実。その一つがスレイドの「ラン・ラナウェイ」です。「何か始まりそう」という予感を感じさせるイントロのギターとドラムの具合が絶妙で、この部分だけでもロング・ヴァージョンにした甲斐があったというものです。曲自体もエネルギッシュで、聴くだけで元気が出てきそうな曲。ハードな曲調とバグパイプの使用など、彼らならではのセンスもしっかり踏襲されています。84年に全英で7位、全米でも20位というヒットになりました。イギリスでは国民的バンドでありながらアメリカではまったく売れなかった彼らにとって、始めてアメリカでヒットした曲です。PVもイギリス的でgood。プロデュースはジャパンなどを手がけたジョン・パンターです。

 70年代のスレイドはグラム・ロックのカテゴリーに分類されていましたが、その頃から結構ハードな音を出しています(グラム・ロックで音楽のスタイルではなく、外見でカテゴライズしますからね)。彼らの代表曲「カモン・フィール・ザ・ノイズ」を、ランディ・ローズの悲劇後に復活したクワイエット・ライオットがカヴァーし、ヒットさせた(83年に全米で7位)ことで一時期停滞していた彼らの人気が再燃し、アメリカでもブレイクしたわけです。「カモン・フィール・ザ・ノイズ」はオアシスのカヴァーの方が有名かも。



「ラン・ラナウェイ」




グラム時代のスレイド「カモン・フィール・ザ・ノイズ」




クワイエット・ライオット「カモン・フィール・ザ・ノイズ」




オアシス「カモン・フィール・ザ・ノイズ」




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夢の恋人 / フィアガル・シャーキー

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 85年の全英No.1ヒット。原題は「A good heart」ロマンティックなメロディにのせてハイトーン&ソウルフルな声で歌い上げる、ちょっとブルー・アイド・ソウルっぽい部分も感じさせる佳曲です。コンポーザーは、元ローン・ジャスティスの紅一点マリア・マッキーで、プロデュースは(元ツーリスト~ユーリズミックスのほうの)デイヴ・ステュワート。マリマ・マッキーは最近リリースされたライヴ盤で、この曲をセルフカヴァーしています。
 フィアガル・シャーキーというと、われわれ世代には「here comes the summer!」とジョン・ピース・ショウで歌ってた、アイリッシュ・ソウル溢れるパンキッシュなバンド、ジ・アンダートーンズのヴォーカルとして有名です。アンダートーンズ解散後、フィアガルは、ヴィンス・クラーク(元ヤズー)とともに一時的なユニットアッセンブリーを結成し、シングル"Never Never"を発表。その後ソロとなってリリースしたのが、『Feargal Sharkey』です。80年代に解散したアンダートーンズは、2003年にフィアガル・シャーキー以外のメンバーにより再結成されました。







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