洋楽パラダイス
私が中高校生時代に流行した洋楽の曲を振り返るブログです。80年代が中心で、大学時代に流行した曲もあります。本業は高校の世界史教師


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70~80年代の英国ロックを振り返る「英国ロックの深い森の入り口」というブログもやっています。本業は高校の世界史教師。



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ふたりのイエスタデイ / ストロベリー・スウィッチブレイド

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 原題は「Since Yesterday」。1985年のヒット曲で、全英で5位まであがりました。イントロのホルンと甘酸っぱいメロディーが郷愁を誘い、さらにチープな打ち込みリズムに乗った素朴なヴォーカルが独特のフワフワ感を演出するという不思議な魅力を持った曲です。アイドルチックな雰囲気も持っているため、わが国では吉川ひなの嬢がカヴァーしておりました(98年のシングル「One More Kiss」のカップリング曲)。ちなみに、ホルンのフレーズは「シベリウスの交響曲第5番第3楽章」にソックリらしいです。


 当時流行った「ヘタウマ」という言葉がピッタリのこの曲ですが、どうもこのユニットは一筋縄ではいかないようです。アルバムのクレジット一覧表を見ると、デヴィッド・ベッドフォード(マイク・オールドフィールドの『チューブラー・ベルズ』や『ハージェスト・リッジ』などのアレンジ)やビル・ドラモンド、デヴィッド・バルフェなどの名前なども見えます。ビル・ドラモンドは一般の知名度は低いと思いますが、80年代リヴァプール・ミュージック・シーンの顔役で、英国ニュー・ウェーヴ・シーンにおける最重要人物の一人です。ビル・ドラモンドとデヴィッド・バルフェが設立したのが、伝説のレコード・レーベル「ZOO」。エコー&ザ・バニーメンの1stアルバムにプロデューサーとしてクレジットされている「カメレオンズ」というのはこの二人のことであるのは有名な話でしょう。ビルとデイヴがプロデュースしたのが、彼女たちのデビュー・シングル「トゥリーズ&フラワーズ」のエクステンディッド・ヴァージョンで、日本盤のCDに収められています。オリジナルの「トゥリーズ&フラワーズ」のプロデュースは、エコー&ザ・バニーメンのギタリスト、ウィル・サージェントでしたから、こうしたリヴァプール勢との関係はかなり深かったと思われます。このデビュー・シングルにはマッドネスのニッキー・サージェントが参加していたそうですが、おそらくビル人脈のクライヴ・ランガーつながりでしょう。アルバムにZTTのアンドリュー・ポピーがクレジットされているのも、リヴァプールのフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドのビル人脈を介したものかもしれませんね。

 ストロベリー・スウィッチブレイドは、ジル・ブライスン(Jill Bryson 黒髪のほう)とローズ・マクドウォル(Rose McDowall)の2人からなるユニット。バンド名は、「アイアン・バタフライ」や「レッド・ツェッペリン」などと同じ、相反するイメージの言葉をつなげたものです。グラスゴー出身で、その関係から前述のデビュー・シングルにはロディー・フレイムが参加しており、また来日公演にはオレンジ・ジュースのベーシスト、ポール・ハードが同行するなどポストカード勢との交流があったこともよく知られています。元祖ゴスロリとも言える奇抜なファッションと、ポップな音楽センスはわが国でも人気を博し、「エクスタシー」がスバルの軽自動車レックスのCMソングに採用され(作曲は井上大輔)、1985年には日本限定でミニアルバム『ジョリーン』もリリースされました。しかし1986年、2枚目のアルバム製作中に互いの音楽性の違いから解散してしまいます。その後2人はソロとして活動を始め、ジルはブルー・オイスター・カルトのカヴァーなどをリリース。一方のローズはダークなゴス路線へと転向し、Sorrow、Spellというユニットを結成して活動、またDEATH IN JUNE(知らないだろうなぁ......私もアルバム1枚しか持ってないけど)というダークなサウンドが売りのバンドの作品に参加してます。 くわしくは、POP ACADEMYのStrawberry Switchbladeの項目を参照して下さい。で、現在ローズ・マクドウォル のMyspaceを見ると、モロに「ゴス」って感じです。

 STRAWBERRY SWITCHBLADE. NET [http://www.strawberryswitchblade.net/]











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マニアック / マイケル・センベロ

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 ジェニファー・ビールズ主演の映画『フラッシュダンス』のサントラから、アイリーン・キャラの「フラッシュダンス~ホワット・ア・フィーリング」に続くシングルカットで、「フラッシュダンス」に続いて全米No.1となりました(83年)。打ち込みのビートと流れるようなメロディーが印象的な曲です。プロデュースは、ビリー・ジョエルを手がけたフィル・ラモーン。日本盤7インチのジャケット写真、一体誰?

 この曲が収められているマイケル・センベロのアルバム『Bossa Nova Hotel』は、実はかなりの名盤だと思います。メロディー、アレンジ、ヴォーカルと三拍子そろった曲が並んでおり、打ち込みビートを多用したエレクトロニクスの使い方もかなりのセンス。この点ではこのアルバムに収められた「オートマティック・マン」(全米35位)や、映画『コクーン』の挿入曲「グラヴィティ」なども好例でしょう。特に3曲目「カウボーイ」は、なかなかいいAORポップです。ゴジラの声と足音のSEで始まる「ゴジラ」も、いい曲です。マイケル・センベロはかなりのゴジラ・ファンのようで、ジャケットでもゴジラのコミックを読んでいます。

 日本盤のライナー(湯川れい子さん)に、『Bossa Nova Hotel』収録の「マニアック」と、サントラ収録の「マニアック」はテイクが違う、と書いてあったので、聞き比べてみたところ確かに違いました。でもテンポもヴォーカル・スタイルも使われている楽器もほとんど同じ。時間は手元のCDプレイヤーだと、『Bossa Nova Hotel』収録ヴァージョンが十数秒長い。両テイクは雰囲気も似ているので、「違っている」と言われないとわかりません。でもミックスがかなり違っているので、聞き比べるとハッキリ違いがわかります。1番が終わった後にはいる「crazy, crazy, crazy, crazy」(?)という合いの手?は、サントラ盤ではあまりよく聞こえませんが、『Bossa Nova Hotel』収録のテイクではハッキリと聞き取れます。エンディングのギターソロは、サントラ盤の方が強い感じです。サントラがカサブランカ/ポリグラムからのリリースだったのに対し、『Bossa Nova Hotel』はワーナーからのリリースだったのも、テイクを変えた理由の一つだったようです。

 マイケル・センベロは、1954年生まれでフィラデルフィアの出身。17才でスティーヴィー・ワンダーのバックバンドにギタリストに参加、スティーヴィーの数々のアルバムに参加しています。中でも『キー・オブ・ライフ』(76年:グラミー賞最優秀レコード)では「土星」の曲作りにも参加し、スティーヴィーとともにグラミー賞を受賞しています。












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恋の標的 / トミー・ショウ

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 これまで長らく廃盤で、ヤフオクでも1万円以上で取引されてきたトミー・ショウ(元スティクス)のアルバム『ガール・ウィズ・ガンズ』がようやく再発されました!ebayに出品されるたびに105ドルまで入札してきましたが、ゲットできませんでした。しかし!ついに名曲「ガール・ウィズ・ガンズ」がCDで聴くことができます。私もソッコーで購入、先日手元に届きました。
 タイトルナンバーは、シンセのイントロと、ドライヴ感溢れる溌剌としたメロディーが印象的な名曲です(全米では84年に33位まで上がりました)。特に♪Stand tall, don't think small. Don't get your back against the wall. Shoot straight, I can't wait. Aim for the heart and fire away. の部分は最高!(曲にあわせて歌うときは、このあとに"Go!"って叫ぶのを忘れずに!)










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ダンシン・イン・ザ・ダーク / ブルース・スプリングスティーン

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 7枚ものトップテン入りシングル(「カヴァー・ミー」「ボーン・イン・ザ・USA」「アイム・オン・ファイヤ」「グローリー・デイズ」「アイム・ゴーング・ダウン」「マイ・ホームタウン」、そしてこの「ダンシング・イン・ザ・ダーク」)を出したモンスター・アルバム『ボーン・イン・ザ・USA』(84年)から最初にカットされたシングルです。ドライヴ感あふれるノリのいい曲ですが、「暗がりでダンス」というタイトルと彼の声とが相まって、どことなく翳りも感じられる曲です。歌詞の内容にも、哀愁を感じます。

 歌詞はこちら

 Wikipediaの記事(「1980年代」の項目)にもあるように、アルバムは4週連続1位、さらに間をおいて1位に返り咲くという大ヒットだったにもかかわらず、この曲は4週連続で2位(1984年6月30日~7月21日)というかなり不運な曲です。ちなみに、この時の1位はデュラン・デュランの「ザ・リフレックス」(6月23日~6月30日)とプリンスの「ビートに抱かれて」(7月7日~8月4日)でした。













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レッツ・ゴー・オール・ザ・ウェイ / スライ・フォックス





 まさに一発屋、スライ・フォックス唯一のヒット曲。86年に全米で7位まで上がりました。重いビート覚えやすいサビのメロディー、クールな雰囲気がカッコいい曲です。スライ・フォックス(Sly Fox)はGary Cooper と Michael Camacho という二人からなるユニット。この曲はGary Cooper の作詞作曲。写真は2002年にCD化されたときのジャケット。













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