洋楽パラダイス
私が中高校生時代に流行した洋楽の曲を振り返るブログです。80年代が中心で、大学時代に流行した曲もあります。本業は高校の世界史教師


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70~80年代の英国ロックを振り返る「英国ロックの深い森の入り口」というブログもやっています。本業は高校の世界史教師。



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レッツ・ゴー・クレイジー / プリンス & ザ・レヴォリューション
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 『パープル・レイン』からの第2弾シングルで、第1弾の「ビートに抱かれて」に続いて2曲連続でNo.1を獲得、プリンスのスーパースターとしての地位を確立した曲です。これまでプリンスの作品にはあまり見られなかったストレートなロックンロールで、イントロのナレーションから徐々に盛り上がる構成、中間部のギターソロ、ウェンディ&リサのセクシーなコーラス、とソリッドでハードな曲調なのに計算され尽くしているという名曲。


 映画『パープル・レイン』でプリンスの相手役を務めたアポロニアことアポロニア・コテロ(Apollonia Kotero)が中心としたユニット、アポロニア6の「セックス・シューター」(Sex Shooter)です。もともとの相手役ヴァニティがプリンスと袂を分かっため、抜擢されたのがアポロニア。アポロニア以外の2人は、たぶんヴァニティ6と同じです。ちなみにこの曲は、ラジー賞(ゴールデン・ラズベリー賞:毎年アカデミー賞の行方で盛り上がっている前夜、ハリウッドのルーズヴェルト・ホテルで開催される、その年最低の映画を決めるという冗談半分に設定された映画賞)でワーストオリジナル曲にノミネートされ、アポロニア自身はワースト新人賞にノミネートされました(いずれも落選)。






ビートに抱かれて / プリンス&ザ・レヴォリューション
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 発売が延期になっていたリミックスのベスト盤、8月に発売されるようですね。アマゾンに予約受付の告知が出ました。

 メガ・ヒット・アルバム『パープル・レイン』(84年)からの第1弾シングルで、全米No.1を獲得。原題は「When Doves Cry」で、プリンス初の全米No.1ヒットです。
 イントロのドラマティックなギターがカッコよく、クールなダンス・ビートが退廃的な魅力を出しており、プリンスのイメージによく似合った曲だと思います。ビートを刻む打ち込みのリズムがとても印象的で、以後この音を聴くと、「プリンスの曲!」って感じでした。脳天気ではなくて少し憂鬱な感じが、私の感性によく合ってたのでしょうか。UK New Waveを専門に扱っていて、メジャーなアーテゥストには手厳しかった雑誌『Fool's Mate』(当時の)でも、プリンスだけは好評だったように記憶しています。まぁ、彼のキャラクターには賛否両論あったようですが、音楽的には天才ですね。





1999 / プリンス
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 アルバム『1999』からの第2弾シングルで、83年夏に12位まで上昇。高校生のころ見たこの曲のプロモーション・ヴィデオ、プリンスの格好良さもさることながら、ウェンディ・メルヴォワン&ジル・ジョーンズが二人一緒にくっついてキーボード弾く姿が、なんともエロカッコいいものでした。職場のアメリカ人女性によると、1998年の大晦日には、アメリカでは街中でこの曲が流れていたとか。So tonight I'm gonna party like it's 1999!



リトル・レッド・コルヴェット / プリンス
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 『1999』(83年)からの1stシングルで、全米で6位まで上昇、プリンス初の全米トップテン・ヒット。クールなんだけどロマンティックでドラマティックという不思議な曲。写真はドイツ盤12インチの「DANCE MIX」。カッコイイよ。
 僕はプリンスという人を極めて高く評価していて、「不毛の80年代」という人もいるようだけど、このプリンスとU2、そしてニュー・オーダーが活躍した時代だというだけでもその評価は当たらないと思う。
 僕の高校時代、プリンスを毛嫌いする人は数多くいた。けど、彼の音楽を聴いたうえで評価していた人はあまりいなかったように思う。多くの人は彼の風貌等、キャラクターで評価していたようだった。

 そもそも音楽が「評価」の対象という考えに賛同できないし、音楽雑誌はアーティストのインタビューと新譜情報、それに客観的な情報(バイオグラフィーやディスコグラフィー)だけ載せればいいと僕は思っている。個々の音楽に対する評価は、リスナーにまかせるべきだろう。今の時代、サンプル音源はいくらでも聴く方法があるので、なおさら。
 かつて音楽ライターと称する人々が、自分が管理する雑誌を使って色々な意見を述べていたけど、あれが文化的な活動だとも思っていたのだろうか。そして『ML』を読む人はミーハーで初心者、『RO』や『MM』を読む人は、(自称)耳の肥えた本格志向という偏見を生んでしまったように思う。
 来月3月14日には、このトラック(ダンス・ミックス)が収録されたプリンスの編集盤『Ultimate』がリリースされます。