洋楽パラダイス
私が中高校生時代に流行した洋楽の曲を振り返るブログです。80年代が中心で、大学時代に流行した曲もあります。本業は高校の世界史教師


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70~80年代の英国ロックを振り返る「英国ロックの深い森の入り口」というブログもやっています。本業は高校の世界史教師。



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ニューヨーク・シティ・セレナーデ / クリストファー・クロス
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 ダドリー・ムーアとライザ・ミネリが主演したラブ・コメディ映画『ミスター・アーサー』の主題歌で、原題は「ARTHUR'S THEME (BEST THAT YOU CAN DO)」。歌詞に出てくる♪If you get caught between the Moon and New York City. ......The best that you can do is fall in love (「もしあなたが月とニューヨークとの間で身動きがとれなくなったら、あなたができる最善のことは恋に落ちること」)からとった邦題でしょうけど、曲調と映画の内容に合った、覚えやすいタイトルです。「アーサーのテーマ」よりはずっといい。81年に全米チャートで3週連続No.1を獲得し、翌82年には、アカデミー賞の最優秀主題歌賞も獲得しました。映画のサントラを担当したバート・バカラックが直々に、クロスに曲作りと歌うことを依頼し、バカラック、クロス、キャロル・ベイヤー・セイガー、ピーター・アレンと共作してできあがったのが、この名曲です。クロスの透明感あふれる伸びやかな声と、ロマンティックで親しみやすいメロディーとが巧くマッチしています。
 クリストファー・クロスは、80年にアルバム『南から来た男』でデビューしたシンガー・ソング・ライター。そのルックスが今ひとつゆえ、デビュー当初ワーナーは、彼の写真の代わりにトレードマークのフラミンゴのイラストを使ったプロモーションを行ったという話は有名。バック・ヴォーカルに当時ドゥービー・ブラザースのマイケル・マクドナルドが参加した「風立ちぬ」が4週連続2位(『キャッシュ・ボックス』では1位になったはず。『ビルボード』ではブロンディの「コール・ミー」に1位の座を阻まれた。)、第2弾シングル「セイリング」が1位、アルバムは6位(2年間にわたってランクシンした)という大ヒットを記録しました。翌年のグラミー賞では、新人賞、楽曲賞など5部門を独占という活躍ぶりでした。現在も元気に活躍中で、数年前に来日して土曜の午後に民放FMにナマ出演していました。あのクリアー・ヴォイスが今なお健在なのは素晴らしいことです。

 「風立ちぬ」のエンディングでの「かけ声」に、エコーがかったヴァージョンとかかっていないヴァージョンがあると思うんですが、どなたか詳細をご存じの方、情報をいただければ幸いです。私が聴いた限り、現在は「エコー無しヴァージョン」がほとんどだと思います。

ダドリー・ムーアとのライヴ映像[http://www.youtube.com/watch?v=0FntY5VFs_I]
オフィシャル・サイト [http://www.christophercross.com/]










フェーム / アイリーン・キャラ
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 「フラッシュ・ダンス」のヒット(83年の全米No.1)で知られるアイリーン・キャラが、80年に放ったヒット曲で全米で第4位まであがりました。「フラッシュダンス」と同じくこの曲も映画のテーマソングで、その映画『フェーム』で彼女は主役のココを演じました。ストーリーはこちら[http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=7721]。
アイリーン・キャラ(Irene Cara、本名Irene Escalera、1959年ニューヨーク生まれ)は、プエルトリコ系の父とキューバ系の母を持つヒスパニック系。幼い頃からスペイン語放送のテレビで子役として活動し、十代の頃もタレントとして多くのテレビ番組に出演しています。オフィシャル・サイトはこちら。[http://www.irenecara.com/]







ベティ・デイビスの瞳
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 81年の全米で9週間にわたりナショナル・チャートの1位を独走し、同年の最優秀楽曲賞、最優秀レコード賞を受賞した曲です。原題は「Bette Davis Eyes」。往年の名女優、ベティ・デイビス をテーマにした曲で、1975年にはこの曲をつくったジャッキー・デシャノンが自ら歌いましたが全く売れず、81年にキム・カーンズが歌って、大ヒットを記録しました。哀愁ある曲調と彼女のハスキーな声がレトロっぽさを感じさせる一方、エレクトロニクスを多用したモダンなフレイバーをも持った味わい深い名曲です。MTVの成功も、大ヒットに大きく貢献しました。
 キム・カーンズ(Kim Carnes、1945年7月20日ロサンゼルス生まれ)は、16歳から女友達とデュオを組んで活動を開始し、高校卒業後すぐにプロを目指して活動を開始、66年にはニュー・クリスティ・ミンストレルズというフォーク・グループに参加しています。72年にソロとなり、エイモス~A&M~EMIアメリカとレコード会社を変え、80年にケニー・ロジャースとのデュエット曲「荒野に消えた愛(DON'T FALL IN LOVE WITH A DREAMER)」が4位、「More Love」が10位まで上がるヒットとなり注目されました。90年代には目立った活動がありませんでしたが、2004年には久々のアルバムをリリース、現在もコンスタントに活動中です。オフィシャル・サイトはこちら[http://www.kimcarnes.com/]。








愛はかげろうのように / シャーリーン
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 今でも時々ラジオから流れてくる曲ですが、耳にすると思わず口ずさんでしまう曲。1982年に全米第3位まで上がりました。原題は「I'VE NEVER BEEN TO ME」。派手な曲ではありませんが、優しいメロディと♪I 've been to paradise . But I 've never been to me.と女性の生き方を問う歌詞とが味わい深い名曲です。もともとモータウンから1977年にリリースされた曲でしたがそのときはほとんどヒットせず、全米で97位とふるいませんでした。しかし82年にカリフォルニアのラジオ局で流れてから話題となり、再リリースされたのがこの曲。日本では86年にポーラ化粧品のCMに使われて再ヒット、オリコンでも79位まで上がっています。上の写真は再リリースされたときのもので、このときには椎名恵がカバーしていました。
 面白いことに、この曲の歌詞はもともと男性用に書かれたもので、下に紹介したシャーリーンのオフィシャル・サイトには、♪Hey mister, hey mister~で始まるオリジナルの歌詞が掲載されています。
 歌っているシャーリーン(CHARLINE)も歌の歌詞同様に波瀾万丈。1950年ハリウッド生まれの彼女は、1歳のときに髄膜炎にかかって病弱な子ども時代を送ります。ハイスクールを中退し、17歳で結婚して出産するも離婚、その後ドラッグにもおぼれて刑務所に収監された経験を持つということです。現在も活動中。

  シャーリーンのオフィシャル・サイト [http://www.charlenesmusic.com/]  







ドリーム・ポリス / チープ・トリック
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 チープ・トリック5枚目のアルバム『ドリーム・ポリス』(1979年)からの第1弾シングル。全米で26位まで上昇しました。確かアルバムの方はトップ10にランキングされたと思いますが。日本公演の模様を収めた『アット武道館』(78年)で、本国アメリカでもブレイクした彼ら。リーダーのリック・ニールセンのペンによるこの曲は、ダイナミックな中にもキャッチーなメロディーを備えたロック・ナンバー。リックによる、夢魔を思わせる語りと笑い声もユニーク。
 僕が初めて買った彼らのシングルとアルバムがこれ。僕が小学生のころはキッス、エアロスミス、クイーンというのが三大バンドで、雑誌『ミュージック・ライフ』の読者投票で毎年1位だったのがクイーン(僕はキッスが好きでした)。確か80年くらいにチープ・トリックが1位になったような気がします。ところがその後、ジャパン・ジャムとかいうイベントで来日した際、ベースのトム・ピーターソンが脱退していたことが判明。この時はトムによく似た代理プレイヤー(名前忘れた)を起用したため、観客の中にはてっきり彼をトムだと思っていた人も多かったらしい。日本のエピック・ソニーはこのとき「NU-DISC」と称して10インチのレコードをリリース。私も買った一人。以後しばらく彼らには不遇の時代がしばらく続きましたが、88年に「永遠の愛の炎」(The Flame)で全米No.1を獲得、一時はバン・E・カルロス(ドラム)の体調不良も伝えられましたが(確かにずいぶん老けた)、現在もオリジナル・メンバーで現在も活動中です。オフィシャル・サイトはこちら。[http://www.cheaptrick.com/]